イチョウとは
前世紀の植物かと思わせるように、 珍らしく強靱な木で巨木となる。
神社、 仏閣などで見かける古木は、歷史を物語るように雄大である。
イチョウには雄木と雌木があって、食用になる果実は葉形の異なった雌木にのみ実るものである。
春の若葉がこと美しく、 小さな扇を広げたような葉形は可憐である。
昔から髪の形に、 また、柄や模様に画かれて親しまれている。
晚秋の紺碧の空に紅葉するころ、樹上も樹下も黄一色、 目ざめるような明るさである。
イチョウのお手入れ
イチョウの植え替え時期
4月中旬頃(2~3年に1回)
イチョウの用土
赤土:六分
黒土:三分
腐葉土:二分
黒土:三分
腐葉土:二分
イチョウの芽摘み
春から夏にかけて、良く伸びる枝を摘み込みながら箒立の姿につくる。
太枝の切込みは肉巻きの悪い木で傷口から腐りやすいため、枝の切り口にガムを詰め込んでおくとよい。
太枝の切込みは肉巻きの悪い木で傷口から腐りやすいため、枝の切り口にガムを詰め込んでおくとよい。
イチョウの灌水と肥料
性の強いことは盆栽樹種で随一の木であるため、灌水も肥料も特に注意を要しない。
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